問題解決能力

問題解決思考とは

ビジネスの世界では、いろいろと必要なスキルがたくさんあります。
インターネットをはじめとしていろいろなメディアで紹介されていますが、その中の一つに「問題解決思考」というものがあります。

もしかすると、クリティカル・シンキングという言葉の方でなじみのある人もいるかもしれません。
問題解決思考とは具体的にどのようなことを意味しているのでしょうか?

問題解決思考とは、疑問を持つ思考法といえます。
自分で疑問を作って、その疑問を解決するにはどうすればいいのかという考え方をすることです。

皆さんの中で、自分が置かれている状況とか、どこかから仕入れた情報をそのまま鵜呑みにしてしまっていることはありませんか?
そうではなく、自分の状況や入ってきた情報に対して問題定義をする姿勢を持つことが問題解決思考であり、ビジネスマンとして求められる思考能力といえます。

仮説を立てること

問題解決思考に関して、いまいちピンとこないという人もいるでしょう。
そこでたとえば、自分の会社で販売している商品の売り上げがダウンしているという状況をイメージしてみましょう。

この時に問題解決思考の思考回路では、まずなぜ売り上げがダウンしてしまっているのかということを問題定義してみることです。
そしていくつか候補になる要因が出てくるはずですから、その仮説を検証してみましょう。

たとえば、コピー用紙を販売しているとして、コピー用紙の売り上げが落ちているのは、もともとコピー用紙の需要がダウンしているからではないかという考え方があるでしょう。
最近では、パソコンやインターネットが発達してきています。
情報の共有もネットワークの中で行えますので、紙媒体自体がそもそもあまり一昔前ほどの需要がなくなっています。

ならばこのような業界全体が落ち込んでいる中でどうすればいいのかを考えます。
コピー用紙の売り上げが全体的に落ち込んでいても、まだ必要としている業界があるかもしれません。
その業界にピンポイントで宣伝する、営業すればいいのではないかという風に考えるわけです。

可能性の高い手段が講じられる

問題解決思考では、「なぜこうなるのか?」「どうすればいいのか?」という疑問から入っていきます。
このような思考回路を確立することで、より可能性の高い対策を講じることが可能になります。

先にあげたコピー用紙の場合、単純に考えると、「宣伝に力を入れて周知徹底させよう」となるかもしれません。
しかしやみくもに宣伝したところで、需要が全体的に落ちているのであれば、その効果も限定的です。

しかも広告や宣伝コストは結構掛かりますので、会社の経営を圧迫する可能性もあります。
目の前の障壁を取り払うためには、問題解決思考を養うことです。